タトゥーを入れていない理由
――Mihoさんご自身は、タトゥーを入れていないそうですね。
Miho はい。入れないと決めているわけではないので、本当に入れたくなったら、入れようと思っています。
――「タトゥーを入れていないと文化を理解できないのでは」という声もあるそうですが。
Miho そういう意見もありますが、お客さん一人ひとりの思いや意味に向き合うことで、彫り師としての自信は持てています。
――彫り師でタトゥーが入っていないのは、珍しい?
Miho 海外では、意外と多いです。先日大会で会った有名なドイツ人の彫り師さんも、「僕は入れていない」と言っていました。
――ご主人は、Mihoさんがタトゥーを入れることについては?
Miho どちらかというと、入れてほしくないみたいです。「彫り師が入れているからって、技術が上がるわけじゃない。興味本位で入れると後悔する」と言われています。
――彫り師になったことについて、ご両親の反応は。
Miho 正式に伝えたわけではなく、Instagramを見て知ったと思います。特に何か言われることはないですが、仕事の話をすると「それ、本当に大丈夫なの?」と心配されることはありますね。でも直接的な反対はされていないです。私は親に反対されたからといって、やめるような性格ではないので(笑)。
――日本に根強いタトゥーへの偏見についてはどう感じますか。
Miho 仕方ない部分もあると思います。でも、どんなタトゥーがあって、どんな思いで彫られているのかを知れば、イメージは少しずつ変わるはずだと思うので、SNSを通じて発信していきたいです。
――CAから彫り師へ。180度違う世界を経験して、今思うことは?
Miho CAの経験は、今も生きています。どちらも一対一の接客なので、コミュニケーション力はすごく役立っています。
――この道を選んで、良かったですか。
Miho はい。彫り師は、お客さん一人ひとりと深く関わる仕事です。海外で彫り師の夫と生活してみて、より広く世界を見られるようになりました。この人生で良かったと、心から思っています。
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