小学生の頃から憧れていたキャビンアテンダント(CA)として働いていたMIhoさん(24)。しかし、韓国で出会った有名彫り師の夫との結婚を機に2年で退職し、現在は夫とアメリカ・ニューヨークで生活しながら、自身も彫り師の修業をしている。
なぜ、安定したCAというキャリアを手放し、タトゥーの世界へ飛び込んだのか。その大胆なキャリアチェンジの理由を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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カナダでは「ホームシックで、毎日泣いていた時期も」
――「CAを辞めるのはもったいない」という声はありませんでしたか。
Miho ありました。でも、目標もないままCAを続けるほうが、時間がもったいないと感じていたので、後悔はありませんでした。
――2024年8月、彼と一緒にカナダ・バンクーバーへ移住されたのですよね。
Miho 彼のアメリカのビザがまだ取れていなかったので、まずはワーキングホリデービザが取れるバンクーバーで、1年間同棲生活を始めました。
――バンクーバーでの生活はいかがでしたか。
Miho 初めての同棲だったので、生活習慣の違いで喧嘩することもありました。ホームシックで、毎日泣いていた時期もあって、精神的にかなりつらかったです。
家賃も本当に高くて大変でしたが、お金の部分は全て夫が責任を持ってやってくれていました。アメリカに行くための資金を貯めるために一生懸命働いてくれていましたね。
――その間に、ご結婚されたと。
Miho はい。アメリカに行く前に籍を入れました。両家の顔合わせも韓国で行いましたが、家族同士の雰囲気もとても良かったです。
夫のもとで彫り師をめざすニューヨーク生活
――その後、彼のビザが下りて、ニューヨークでの生活が始まった。
Miho はい。彼はニューヨークのタトゥースタジオで働くことが決まっていたので、私もビザを取得してニューヨーク生活が始まりました。
――Mihoさんご自身が彫り師を目指すようになったのは、どのタイミングだったのでしょうか。
Miho 先ほども言ったようにバンクーバーにいるうちに、「何か手に職をつけたほうがいいな」と思うようになって。夫は有名な彫り師なので、生活に困ることはないと思いますが、その環境が私には少し苦かったんです。
それで、夫のような彫り師になりたいと思って。夫の後押しもあり、家で夫に教えてもらうことになりました。身近に“師匠”がいるのはとてもいい環境だったなと今でも感じています。

