母親から「どうせ無駄遣いするからお金は私が管理する」と…バイトで稼いだお金の行方

――アルバイトをして、初めて自分でお金を稼いだわけですが、そのお金は何に使ったんですか。

戸田 友達みんなにガストで奢りました(苦笑)。見栄っ張りな部分を父から受け継いだみたいで、今でも自分より稼いでいる子とご飯を食べていて、自分はお金がないのに「いいよいいよ、出すよ」と奢っちゃうんですよ。

 当時も最初の1か月でアルバイト代が9万円になって。もう嬉しくって。じゃあ、何に使おうと思った時に「奢りたい」と思ってしまって。それでガストで仲良い子みんなに奢りまくって、すぐに9万円が消えました。

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 そのことを知った母からは「どうせ無駄遣いするからお金は私が管理する。欲しい時は言ってくれたらお金をあげるから」と言われて、母が私の口座を管理するようになったんです。けれど、これにも問題がありまして。

 

「ギャラも全部借金返済に充てられていたんです」高3で芸能界デビューし、26歳まで“借金生活”

――問題ですか?

戸田 姉は私と違って優秀で地方の国立大学の医学部に行ったんですよ。母は姉にどうしても医者になってほしいからアルバイトもさせたくないと、仕送りや引っ越し代、学費のために借金をしたんです。

 ところが、その借金の利息は私のアルバイト代で払っていたんですよ。銀行口座から勝手に姉のための借金の返済に流れていて。

 

 アルバイト代だけじゃなく、高校3年生の頃から芸能の仕事を始めていたんですけど、そのギャラも全部借金返済に充てられていたんです。そのことについて、私は全く知らなかったんです(苦笑)。

 結局、私が26歳くらいの時にようやく借金がチャラになったんですが、芸能の仕事をしている間も苦しかったですね。「私はこんなにも働いてるのに、自分の買いたいものも買えなくて。何のために働いているんだろう」って。