「AV出身ということで、どうしても、貞操観念がないように見えてしまう。家庭に入ってからも男問題で息子が苦労しそうだ」(ソニー・45歳)と、考え込んでしまう人もいる。また、彼女の場合も知性に疑問符をつける人は多い。

 

「クイズ番組での彼女の回答を見ていると、かなりひどい。口のきき方もバカ丸出しで、ちょっと問題外ですね」(第一勧業銀行・45歳)と、やはり考え方は非常に現実的だ。このほかの意見としては、「清潔感がなく、料理を作ってもまずいだろう。また、不健康そうで、すぐに病気にかかりそうなところも、息子が苦労しそうだ」(アシアナ航空課長・48歳)というのが、共通するところだ。それにしても、料理がまずそうとは……。でも、なんとなくわかる。

 

(『週刊現代』1997年5月24日号)

ついてまわる「AV出身」というイメージ

 現在では女性蔑視で問題視されかねない言いがかりのオンパレードとも言える記事だが、これがある意味で、90年代後半の時点での、飯島愛のイメージの一面であったということだ。 

 いつまでもAV出演の過去がネガティブなイメージとしてついて回る。芸能人として名前が売れていくにつれ、その過去を無かったものにしたいと考えた彼女の気持ちもわかるような気がしてくる。 

飯島愛のファースト写真集『愛・MY・ME』

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 ちなみにこのランキング、3位以下は梅宮アンナ、山咲千里、藤田朋子、葉月里緒奈、宮沢りえ、工藤静香、中森明菜、華原朋美と続く。10人中5人がこの時点でヘアヌード写真集を発売しており(後に7人に)、それを悪印象の理由にしている意見も多い。やはり、まだまだ女性が「脱ぐ」ことに対する抵抗感は強かったのだ。