1月23日の衆議院解散を受け、27日に公示された第51回衆議院議員総選挙。2月8日の投開票日に向け、各候補者が街宣車や討論会でそれぞれの主張を伝えている。

 

 高市首相の解散の決断は吉と出るのか、それとも――。

 

「週刊文春」は政治広報システム研究所代表の久保田正志氏と共に、全選挙区の情勢分析をもとに選挙予測を実施した。(完全版リストは「週刊文春 電子版」で配信中)

「不記載議員にもぜひ働く機会を」

 1月26日、日本記者クラブ主催の党首討論会で「与党で過半数」に届かなかった場合、「即刻、退陣することになる」と進退を明言した高市早苗首相。

 この討論会では、裏金問題に関与した自民党公認候補と比例区への重複立候補についても説明が求められた。

「首相自身は前回衆院選でみそぎは済んだと受け止めているのか」

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 記者からそう問われた首相は「みそぎが済んだかどうかではなく、とにかく二度と繰り返さないことが大事だ」と回答。公認した理由についてはこう述べた。

「前回不記載があった議員についてもぜひ働く機会を与えて頂きたい」

 裏金公認候補は今回の選挙で有権者から「働く機会」を与えられるのか。

 自民党から公認を受けた裏金候補のうち、小選挙区に出馬しているのは38名。「週刊文春」の当落予測リストでは半数以上が「やや劣勢」以下の評価を受け、危機的状況に陥っている。

「ようやく『衆院選の戦い方がわかった』と言っている」

丸川珠代氏。夫・大塚拓氏とは裏金問題、前回落選と共通点も多い ©時事通信社

 東京では、あの大臣経験者が落選危機だ。現在浪人中の丸川珠代元五輪相(東京7区)だ。前回衆院選では裏金問題が直撃し、対抗馬の立憲・松尾明弘氏に3万票差をつけられて敗北したが……

「丸川氏は参院議員出身とあって、ようやく『衆院選の戦い方がわかった』と言っているそうですが、いまだに地元区議との深い関係も築けていない。厳しい選挙戦となりそうです」(政治部記者)

 この続きでは、東京7区や裏金候補たちの評価を含め、全289選挙区の情勢を忖度なく「A」「B」「C+」「C-」で評価し、比例を含めた獲得議席を完全予測。当落予測リスト完全版は、現在配信中の「週刊文春 電子版」および1月29日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる。

次の記事に続く 【衆院選予測2026】「自民が単独過半数」vs.「与党過半数ギリギリ」で意見が真っ二つ…“選挙の神様”元自民党事務局長・久米晃氏が読み解く「大手紙の情勢調査」と文春「選挙予測」