「ガチ恋の人もいなくはないんですけど」

――でも髙橋さんは、どうしてそこまでファンの方のために行動できたんでしょう。

髙橋七瀬さん

髙橋 私は両親が早くに離婚して母親と2人暮しだったので、年上の男性という存在に憧れがずっとあったんですよね。それで、ファンの人たちとの距離も近いんです。直接会って話すのも好きで、体を壊した時期にTikTokで配信もやっていたんですけど相手の気持も伝わりにくいし、課金を投げてくれる人やコメントが面白い人とかやっぱり会ってみたくなる。

――距離が近づくと危ないことはありませんか?

ADVERTISEMENT

髙橋 ガチ恋の人もいなくはなくて、私がほかのファンと仲良くしていると「もういい」みたいに拗ねたりはしてますね。でも私はそういうのをうざいとか面倒くさいとはあんまり思わないんです。確かに人より危険に気づけない部分もあるとは思うんですけど、推しとアイドルの関係は本当に人によるから、私なりの関係性を作っていきたいですね。

「推し」という病 (文春新書 1519)

加山 竜司

文藝春秋

2026年1月16日 発売

次のページ 写真ページはこちら