同一の著者による「小説+漫画」というハイブリッド作品が「文學界」3月号(2月6日発売)に掲載された。漫画業界を舞台にした小説のなかに“作中作”として、主人公の漫画家が描いた38ページのネーム(漫画の下書き)が挿入されている形。

 今回はその中から「作中作漫画」の完全版を全文無料公開する。(全3回の1回目/マンガを読む)    

作中作漫画「永遠の漫画」完全版より

小説の中に漫画を挿入

 本作を発表したのは、漫画家の鳥トマトさん。出版業界で働く人々の喜怒哀楽をリアルなタッチで描いた『東京最低最悪最高!』はネットで話題となり、漫画家・山岸凉子さんや小説家・麻布競馬場さんから絶賛された。

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「文學界」に発表した初の中編小説「漫画でイけ」は、「ロジックで売れる漫画を描かせてくれる」と評判の漫画編集部でヒット漫画を作ろうとする、売れない女性漫画家が主人公。編集者と漫画家がどのようなコミュニケーションを経て、漫画を生み出すのかという過程が「小説」という形で暴かれる構造となっている。

 作者コメント「編集者、だ〜いすき!」

「文學界」2026年3月号より

 小説「漫画でイけ」は好評発売中の「文學界」2026年3月号でお楽しみください。

     

「文學界」2026年3月号

鳥トマト

漫画家。たまに小説家。「ヤングアニマルZERO」で漫画『二月に殺して桜に埋める』、月刊「まんがライフオリジナル」で漫画『私たちには風呂がある!』、「週刊SPA!」で小説『まだおじさんじゃない』を連載中。その他の著書に『東京最低最悪最高!』『アッコちゃんは世界一』『幻滅カメラ』など。

鳥トマトさん
次の記事に続く 【マンガ】《万年打ち切り漫画家》に売れるロジックをたたき込み、大ヒットを生み出させる物語