「日本を代表するマーケター」の異名をとる、株式会社刀の森岡毅CEO(53)。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)をV字回復させた立役者として、大手メディアで度々取り上げられてきた。経済誌記者が稀代のマーケターについて解説する。
「USJから独立後、2017年に刀を創業。これまで、西武園ゆうえんちやハウステンボスのリブランディングなどにも携わってきました」
「ジャングリア運営会社が数カ月ほどで倒産する危機」見通し
森岡氏は、2025年7月に沖縄県北部で開業した大規模テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」を手掛けたことでも話題となった。
ジャングリアは、入場者が2025年7月から2026年1月の半年間で約65万人と発表している。しかし、社員によれば「この数字はパークとスパの来場者を足し合わせたもので、パークだけの数字を見れば、実際のところは当初の来場者目標の半分程度となる50万人にとどまっている」という。
2月に来場したAさんは、ある“違和感”を覚えたという。
「17時頃、事前告知なく、乗り物のアトラクションがクローズしたのです。目玉の『ダイナソーサファリ』も、閉演の19時を待たずに18時で受付を締め切り、最後まで運営していたアトラクションは1つのみ。他のテーマパークだったら、ありえないです」
今後について、金融機関の関係者は厳しい見通しを予測する。
「ジャングリアは集客数が低迷しており、株式会社ジャパンエンターテイメントが、このままでは数カ月ほどで倒産する危機に直面しています。ただ、これまでイマーシブ・フォート東京(IFT)やネスタリゾート神戸、その他複数の事業に巨額の資金をつぎ込んだものの、いずれも失敗が続き、刀からも資金を投入するのが難しい。刀自体も倒産の危機に陥っているのです。これを知る金融機関も追加の融資を躊躇しており、先行きは非常に暗い状況です」
刀に事実関係を確認すると、ジャングリアの運営会社や刀の倒産危機については「認識はございません」と回答した。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、IFT閉業の内幕やジャングリアの実情、森岡氏の回答などを、全3回にわたって掲載している。

【告発第1弾】森岡毅「刀」から主力メンバー5人が逃げ出した!《ジャングリア沖縄は倒産危機》《IFT開業前後にエゾシカの写真が…》
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