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「お前はもう終わりだ!」
「一連の行動は全部お前1人でやったことだ。万が一発覚しても、オレと野本で口裏を合わせて、お前の証言など通らないようにしてやる。警察に知られたら、お前はもう終わりだ!」
武田は飼い殺しにされ、1年半も無休で働かされることになった。何とかして逃げ出そうと実家に戻ったが、しばらくして「社長が怒っているぞ!」と野本が連れ戻しに来た。
「お前だって、母親を悲しませたくないだろう。オレがフォローしてやるから、すぐに店に戻れ!」
しかし、武田は林に殴る蹴るの暴行を受け、「このままじゃ中井さんの二の舞になってしまう……」と怯えきった。
もはや逃げる場所は警察しかなかった。武田は警察に自首し、中井さんの遺体がある場所に案内した。その結果、傷害致死と死体遺棄容疑で逮捕され、続いて林と野本もその共犯者として逮捕された。
「まったく身に覚えがない。中井は店の金を使い込んで行方不明になり、こちらも必死で探していたところだ。すべて武田の作り話だ」
林と野本は否認していたが、やがて野本が陥落し、すべての容疑を認めた。