「週刊文春」の取材で明らかになった、自民党の金澤結衣衆院議員(35)が、同党の地元市議のポスターを無断で剥がし、自身のポスターに貼り替えていた問題。
金澤氏は神奈川20区選出の衆院議員で、元江崎グリコ社員。2021年10月の衆院選では日本維新の会の公認候補として東京15区から立候補したが落選。その後、維新を離れ、無所属を経て自民党に入党した。座間市生まれ、相模原市育ちの経歴から、引退した甘利明元経産相の目に留まり、“秘蔵っ子”として選挙区を継いだ。
問題が起きたのは2025年8月。金澤氏が同じ自民党のA市議の支援者宅を訪れ、「自民党から出ます。家の前に私のポスターを貼らせていただいていいですか」と自身のポスター掲示を依頼。その後、元々貼られていたA市議のポスターが剥がされ、金澤氏のものに貼り替えられていた。支援者の男性は「常人には考えつかないですよ(笑)」と話している。
この件に関し、金澤氏の事務所は「週刊文春」の取材に対し、「支部長就任後に事務所の不手際でご迷惑をおかけしたことについて、お詫び申し上げました。今後そのようなことがないように指示をし、徹底しております」と回答した。
ヤフコメでは事務所への責任転嫁に厳しい意見
この報道を受け、Yahoo!ニュースのコメント欄には様々な意見が寄せられた。
事務所の説明に対しては、「本当に事務所の不手際なのか?」「なんでも事務所スタッフや秘書のせいにする政治家は好きじゃない。それらが正しくても、結局責任取るのは政治家自身だろうに」といった、政治家本人の責任を問う声が上がっている。
さらに、「候補者全員に対して十分な身体検査が行われていなかっただろうから今後も問題のある議員が次々と明るみに出ることは避けられないと思う」など、候補者選定のプロセスに言及する声や、「商品券がだめならカタログギフト配ればいいだろ、っていうモラル感が当たり前の国になってるのだからこれくらい普通なんでしょう」と、政治全体の倫理観の低下を嘆くコメントも寄せられている。
「週刊文春 電子版」および発売中の「週刊文春」3月5日号(2月26日発売)では、支援者の目撃談、被害に遭ったA市議の証言などポスター損壊事件の顛末や自民党関係者が語る金澤氏の評判を詳しく報じている。また、金澤氏のほか、“筆談ホステス”斉藤里恵氏の裏面史、加藤貴弘氏への告発、中川紘一氏の「禁酒令」、岩崎比菜氏の株価操縦問題、最年少初当選の村木汀氏父の告白など「高市チルドレン66人徹底調査」の結果を詳報している。

【66人を徹底調査】高市早苗「爆弾チルドレン」を名指しする《筆談ホステス 斉藤里恵の裏面史》《元暴走族・加藤貴弘「300万円踏み倒し事件」》《村木汀「君が代バトル」と「麻生太郎の直電」》
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