――そんな時期があったんですね。

キンゴツ 正直、「もう旅をやめて家に帰るか」という話になったことも、数えきれないほどありました。「こんな喧嘩するくらいなら、YouTubeも旅もやめよう」って。

アキ 私たちの「質問に答えます」という動画を撮影するときも、前日に喧嘩をして。何度か撮り直したんです。

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 最近は撮影するとき、「これは仕事だ」って思うようにしてますね。喧嘩になりそうな場面でも、仕事と思えば、お互いグッと飲み込むことができるので。

結婚して10年以上のふたり。ケンカするほど仲が良い

「もう嫌だ、別れたい」って本気で思うことはない

――喧嘩したときは、どうやって仲直りしているのですか。

アキ 喧嘩で撮影が中止になったら、一時中断して、そこから何時間か話し合って。気持ちを切り替えて撮影を再開してますね。

キンゴツ 昔から2人とも、引きずらないタイプではあるので。寝て起きたら、昨日のあれは何だったんだろう、ってなることのほうが多いです。

 それにもう3年近く、24時間365日、ずっと一緒にいますけど、それが嫌っていうことはないよね。

アキ ないね。お互い思うところがあって、瞬間的にバチンって喧嘩することはあるけど、「もう嫌だ、別れたい」って本気で思うことはないです。

――逆に夫婦関係で良くなった部分や、相手の新たな一面を知れた、といったことはありますか。

アキ 私は、キンゴツがこんなに編集ができると思ってなかった。すごい器用なんだなって、尊敬してます。

 仕事を辞める前は、YouTubeをやるって言って機材を買ったのに、まったく手をつけてなかったから、「口ばっかりで全然やらないじゃん、この機材いくらしたと思ってんの」ってずっと思ってたんですけど(笑)。本腰を入れたらこんなにできるんだって。

キンゴツ 締め切り直前じゃないと動かないタイプなんですよね(笑)。

アキさん曰く、キンゴツさんは何でも器用にできるという。動画の編集は独学で学んだそうだ

「2人で喧嘩をして地獄を見た」車中泊生活でお互いを深く知るようなったワケ

――キンゴツさんは、車中泊生活を通してアキさんの新たな一面を発見できましたか。

キンゴツ 仕事に関しては、見たことがない一面だらけでしたね。「この人、こんな感じだったか」って一回カーンと落ちて、2人で喧嘩をして地獄を見て。

 そこからは「あ、こういういいとこあるんやな」「こういうことやらせたら得意なんだ」と、より深く知れました。この人、こういうことやらせたら輝くんだ、みたいな。