――そんな時期があったんですね。
キンゴツ 正直、「もう旅をやめて家に帰るか」という話になったことも、数えきれないほどありました。「こんな喧嘩するくらいなら、YouTubeも旅もやめよう」って。
アキ 私たちの「質問に答えます」という動画を撮影するときも、前日に喧嘩をして。何度か撮り直したんです。
最近は撮影するとき、「これは仕事だ」って思うようにしてますね。喧嘩になりそうな場面でも、仕事と思えば、お互いグッと飲み込むことができるので。
「もう嫌だ、別れたい」って本気で思うことはない
――喧嘩したときは、どうやって仲直りしているのですか。
アキ 喧嘩で撮影が中止になったら、一時中断して、そこから何時間か話し合って。気持ちを切り替えて撮影を再開してますね。
キンゴツ 昔から2人とも、引きずらないタイプではあるので。寝て起きたら、昨日のあれは何だったんだろう、ってなることのほうが多いです。
それにもう3年近く、24時間365日、ずっと一緒にいますけど、それが嫌っていうことはないよね。
アキ ないね。お互い思うところがあって、瞬間的にバチンって喧嘩することはあるけど、「もう嫌だ、別れたい」って本気で思うことはないです。
――逆に夫婦関係で良くなった部分や、相手の新たな一面を知れた、といったことはありますか。
アキ 私は、キンゴツがこんなに編集ができると思ってなかった。すごい器用なんだなって、尊敬してます。
仕事を辞める前は、YouTubeをやるって言って機材を買ったのに、まったく手をつけてなかったから、「口ばっかりで全然やらないじゃん、この機材いくらしたと思ってんの」ってずっと思ってたんですけど(笑)。本腰を入れたらこんなにできるんだって。
キンゴツ 締め切り直前じゃないと動かないタイプなんですよね(笑)。
「2人で喧嘩をして地獄を見た」車中泊生活でお互いを深く知るようなったワケ
――キンゴツさんは、車中泊生活を通してアキさんの新たな一面を発見できましたか。
キンゴツ 仕事に関しては、見たことがない一面だらけでしたね。「この人、こんな感じだったか」って一回カーンと落ちて、2人で喧嘩をして地獄を見て。
そこからは「あ、こういういいとこあるんやな」「こういうことやらせたら得意なんだ」と、より深く知れました。この人、こういうことやらせたら輝くんだ、みたいな。

