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誘拐犯でも通り魔でもない「犯人の正体」は…
「道夫ちゃんがいなくなる前に窓の外を不審な男が歩いていた」と言うが、近所の人を含めて不審人物を見た者はいない。Aの他に誰も事件当日の深夜に道夫ちゃんの泣き声を聞いていない。本人の言うように不審人物が敷地内に侵入したら飼い犬が吠えていたはずだが、犬は何も反応していない。
犯行目的が強盗であれば、なぜ高島夫妻を襲わず、生後5ヶ月の赤ん坊だけを殺したのか。普段は家に住む全員が風呂に入った後、Aがバスタブの栓を抜き水を全て抜くことが高島家の習慣となっていたにもかかわらず、事件当日に限ってバスタブの水がそのままになっていた。
道夫ちゃんの遺体をバスタブに隠すのはまだしも、蓋までするというのは強盗の仕業としてはあまりに不自然。こうした点を厳しく追及した結果、事件当日の13時半ごろにAが殺害を自供した。