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学生たちは、実際に福祉下着や尿取りパッドを手に取り、新藤さんが開発したショーツを広げる。どこか他人事だった空気が、少しずつ自分事や社会の問題に変わっていった。
受講した学生からは「当事者が発信すること自体に壁がある」「デリケートでプライベートなことだから聞きづらいけど、どうやったら壁がなくなるかを考えないといけない」などの声が聞かれた。
知ることが、壁を崩す第一歩になる。新藤さんは伝える大切さを噛みしめながら語った。
「言えない人がいるとわかってくれたら、気付いてくれる人も増える」
福祉下着の新しい選択肢。ただ、それは単なる商品ではない。自信を取り戻すための一枚であり、社会の“気付かない壁”に光を当てるメッセージでもある。
(テレビ新広島)


