24歳で女子高生役、大胆な濡れ場も…
しかし、それまで土居が得意としてきたのは、大胆で危うくて色気のある女性。大学内の劇団姫オペラの公演『花ちりぬ』に出演した土居は、舞台上で見せたその妖艶さに注目が集まり、それがきっかけで『水戸黄門 第43部』(TBS系)の最終回で将軍の側室役に起用されることとなった。
さらに2015年に公開された映画『赤い玉、』では奥田瑛二演じる大学教授に迫る女子大生・愛子を演じ、濡れ場も披露している。
また、2018年公開の映画『リバーズ・エッジ』では、二階堂ふみが演じたハルナの友人で、クスリや援助交際をする女子高生・ルミを24歳にして演じ、大胆な演技で話題を呼んだ。
同作について土居は、「自分が生まれたときからこれまで生きてきた中で感じてきた、なんともいいようのない世界を体感するような物語でした」と語っており、心の飢えを埋めようとする空虚なルミの内面を徹底的に体感しながら演じたことをうかがわせる。(※2)
映画評論家の森直人は、本作における土居を「単にセックスシーンが多いだけでなく、『攻め』という意味では圧巻の体当たり演技」と絶賛している(※3)。艶やかさと泥臭さを同時に宿すその演技は、観る者の記憶に鮮烈な印象を残した。
土居は最近では『バニラな毎日』(NHK総合)で外資系コンサルタントに勤めるも、仕事についていけず心が折れてしまう順子や、舞台『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』で、中井貴一演じる“先生”を取り巻く健気な女性を演じている。
