米国とイスラエルがイランとの間で激しい軍事的応酬を繰り広げる中、3月19日、日米首脳会談が始まった。政治部記者の解説。
「当初、日本側はトランプ大統領の訪中に先立ち、米国と対中政策や台湾問題について認識をすりあわせる予定でした。ただ、イランへの攻撃によって封鎖されているホルムズ海峡への自衛隊派遣といった“難題”が要求される可能性があり、高市首相にとっては難しい局面となりました」
手放しで喜べない事態も
ところが、蓋を開けてみればトランプ氏から「ホルムズ海峡の航行の安全に関する貢献」は要請されたが直接的な要求はなかった。
「それゆえ、政府関係者は軒並み『成功した』と胸を撫でおろし、自民党内では『120点だ』と大喜びする幹部までいたほど。米紙ニューヨーク・タイムズも『ほぼ無傷で乗り切った』と報じていた」(同前)
元外務事務次官の杉山晋輔氏もこう語る。
「トランプ大統領がSNSで日本を含む数カ国に艦船派遣を期待する発言をした上で行われた会談です。武力行使の国際法上の正当性も議論される難しい状況でしたが、成功裏に終えられたことは非常に大きい」
だが、現場では手放しで喜べない事態も起きていた。新聞・テレビが報じない、会談の裏側を見ていこう。
「実は、高市首相は首脳会談に遅刻しています」
そう語るのは全国紙のワシントン特派員だ。
《この続きでは、▶︎米側文書には台湾明記も…元防衛副大臣「意図がある」、▶︎真珠湾発言を誘発 テレ朝記者の意外な親密政治家、▶︎不毛アピール合戦 茂木 抹茶ラテ赤沢ベッセントと会話、▶︎「許したわけじゃない」高市を悩ますW不倫大臣などのトピックについて詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および3月26日発売の雑誌「週刊文春」で読むことできる》

高市早苗首相が外務省文書から消した「台湾海峡」危機《米側文書には明記も》《不毛アピール合戦 茂木vs.赤沢》《真珠湾発言を誘発 テレ朝記者の意外な親密政治家》

