スイーツから食事まで楽しめるホテルテイクアウトメニュー。滞在型ホテルともいえるリゾートホテルなら、更に本格的な食事が楽しめるケースがある。リゾートホテルでは周囲に飲食店が少ないケースが多く、ホテル内での食事が前提となるため、テイクアウトグルメは嬉しいサービスだ。滞在のアクセントにもなるだろう。
ロイヤルオークホテル スパ＆ガーデンズの日本料理レストラン「和吉野（わきつの）」の“近江牛すき焼き重”
京都観光で使えるホテルとしても人気のびわ湖エリアホテル「ロイヤルオークホテル スパ＆ガーデンズ」は和・洋・中充実のダイニングが揃い、徒歩圏内にも飲食店が揃う中でテイクアウトグルメも充実。“近江牛すき焼き重”のようなご当地メニューはぜひ味わいたい一品だ。
一方、ステーキ「ISHIYAMA」では“ステーキ重”や“近江牛炭火焼弁当”など、鉄板焼クオリティを味わえるメニューが揃う。中でもユニークなのが“黒毛和牛のロールサンド”だ。コチュジャンと山くらげで仕上げた自家製タルタルソースが味わい深い。他のテイクアウトメニューと合わせれば、客室でリラックスかつリーズナブルにホテルディナーが実現できそうだ。
SHIROYAMA HOTEL kagoshima（城山ホテル鹿児島の “知覧茶ジャム”）
ホテルのテイクアウトグルメは“知る人ぞ知る”と前述したが、テイクアウトグルメが全国的なヒットになるケースもある。「SHIROYAMA HOTEL kagoshima（城山ホテル鹿児島）」の“知覧茶ジャム”は、その香りや味わいはもちろんビジュアルもあいまって全国区の人気となった。続けて“安納芋ジャム”“国産ヴァニラジャム”も発売され好評を博している。オリジナルパンのクオリティも高く、地元でも大人気のホテルグルメだ。同ホテルではホテル内のショップが充実しており、地ビールやさつま揚げなどオリジナルテイスト溢れるメニューが豊富。ホテルテイクアウトグルメは、地方ほど充実度高きホテルが揃う傾向がある。
印象的だったホテルテイクアウトグルメを一部紹介したが、全国各地にはまだまだ秀逸なメニューが揃っている。客室での食事やコーヒーブレイクに、自宅へのお持ち帰り、お土産にも抜群のホテルテイクアウトグルメ。ホテルクオリティを気軽に楽しめる、今後注目のカテゴリーである。
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