夫が料理にハマったタイミングで家事の「長期休暇宣言」
渡辺 でも、私はいちいち「ありがとう」って言葉が欲しいわけじゃないんです。それよりも「お前もやれ」ってことかな(笑)。
堀井 本当にそう(笑)。
子どもたちが大学生になってほとんど家でご飯を食べなくなるのと同時に、夫が料理にハマりだしたんですけど、ちょうど私は料理をしなくなっていたタイミングだったので、そこで「長期休暇宣言」をしたんです。
渡辺 それは、家事はしばらくやらないよってことですか?
堀井 はい。「しばらく休暇に入らせていただきます」と伝えたら、夫も「どうぞどうぞ」って(笑)。結婚してから一度も洗濯したことのなかった夫が、今では私の洋服も畳んでいます。元々細かい仕事をきっちりやるのが好きな人なので、料理も秤を使って私なんかよりよっぽど丁寧にやってますね。
渡辺 パートナーの方は家事のポテンシャルがあったんですね。理想的な成功例だなぁ。
堀井 今は、彼が何か作ってたら私がお裾分けしていただいて。逆に私が何か食べてたら夫に分けてあげる。我が家は”お裾分け文化”で成り立っています(笑)。
渡辺 素敵ですね。私がちょっと不安になるのは、夫は料理をしないので、子どもたちが自立した後、夫はご飯をどうするんだろう? このまま私が作り続けるのか? ってこと。
「子どもたちがいなくなったらママ毎日作るの大変だから、外に食べに行こうね」って夫は言うんですけど、毎日外食って、ちょっと現実離れしてないかって(笑)。優しさで言ってくれてるんだろうけど、同時に、作る気もないんだなっていうのも分かるし(笑)。うちは絶対言わないけど巷でよく聞く、妻が「出かけてくる」って言うと、夫が「俺のお昼は?」って返すあれを思い出します。
