松本 「ちょっと考えさせてください」と言われたんですけど、1カ月くらいして「よろしくお願いします」と言ってくれました。
――「考えさせてください」って、何を考えていたんでしょう?
松本 彼は6つ年下で、私に「“巻き”でいきたい」と迫られたのが24歳の時ですからね。聞いたことはないんですけど「俳優としてまだまだ一人前になってない」とか、「これで人生を決めていいものか」と迷ったんだと思います。もしかしたらお付き合いしてる女性だっていたかもしれませんし。でもいろいろ心の整理をして準備して、結婚しようと覚悟を決める時間だったんじゃないですかね。
――そこからはスムーズに結婚まで?
松本 それからしばらくはデートもお互いの実家に行き来する感じで、いつもどちらかの両親が一緒。2人きりでどこかへ出かけた記憶はほとんどないですね。私もこういう性格だから、本宮がいなくてもあちらのご両親に会いに行ってましたし。そういうのが1年くらい続いて、「じゃあ籍を入れましょうか」となったのが32歳の時。だから、結婚するより先に家族になっちゃってた感じでした。
――共演された原田龍二さんが正式に義理のお兄さんに。
松本 それが、原田さんに報告するのをすっかり忘れてたんですよ(笑)。「兄弟で伝わっているんだろうな」くらいに思っていたので、改めて私から「弟さんとお付き合いさせていただいてます」なんて言っていなくて。
夫に言われた「じゃあ今度はそっちのお母さんと同居しようか」
――どうやって発覚したんですか?
松本 ちょうどその頃原田ファミリーが家を新しく建てることがあって、その地鎮祭に呼ばれて私も家族席に座っていたら、原田さんが「なんで松本さんがいるの!?」って。
――地鎮祭で知る、というのも珍しいですね。
松本 あちらのご両親がもう本当にフレンドリーに接してくれて、原田さんも喜んでくれました。結婚してからも2人暮らしではなくて、旦那の実家に住ませてもらってました。
――親世代との距離が近いですね。
松本 私の父ががんを患って亡くなった後は、それだとお母さんが都内で一人暮らしになって寂しいだろうからということで、本宮が「じゃあ今度はそっちのお母さんと同居しようか」と言ってくれて、息子の幼稚園入園をきっかけに今度は私の親との同居生活が始まりました。
――34歳の時に出産された一人息子とは「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。年末SP2023」でご共演もされました。
松本 やっぱり一人息子だから可愛くて仕方がないんですよねぇ。もう本当に、舐めるようにして育ててきましたので。寝ているところを部屋に忍び込んで本当に舐めてましたから。

