ぐんぴぃ うわーすごい。「俺は改善したけどな」っていう。すごくないですか!? これが理論とは思わなかったですよ。俺のオリジナルの悩みだと思ってた。
坂井 理論を知っていれば、人にキレてる時に、「自分の一番嫌なところをなすりつけようとしてるな、申し訳ないな」と思える。2つ目の理論は「帰属バイアス」と言うんですけど、これを覚えておくと、自分を反省する道具になります。人間は、他人が犯したミスについては「あいつがやる気がないせいだ」と内的な要因として解釈するんですよ。
ぐんぴぃ 相手の心の中の話にする。
坂井 でも、自分がミスった場合は「環境が……」って。
ぐんぴぃ うわー! 後輩や部下が寝不足だったとか時間がなかったからだとかは考えもしない。あいつがたるんでると思って。それに比べて、俺は……忙しい!!
坂井 そうそう(笑)。内的要因と外的要因、と言うと難しいかもしれないですけど、自分以外の場合は本人の問題にしたがるし、自分がやったことに関しては自分のせいじゃなくて、「環境が悪いので」と言う傾向がある。それがわかっていれば「ごめんね」って思えるじゃないですか。
ぐんぴぃ 人間にそういう意識というかバイアスがあるというのは覚えておきたいですね。おもろ! 坂井さんおもろいやんか!
坂井 急に、ありがとうございます(笑)。だからあるあるの話なんですよ。
ぐんぴぃ いや、本当ですね。あるあるには全部、理論があるというのは学んでおくといいですね。
坂井 そうすると気をつけるようになる。「生存者バイアス」も帰属バイアスだと思うんですよ。要は、生存者バイアスとは、「自分は自分の腕っぷしで生きてきたぞ」と思い込みすぎている人が、助けてくれた恩師の存在や環境要因を全部無視している状態。だから、人の「おかげ」に気づかないとまずいよね、という話なんです。
ぐんぴぃ 恩師や環境について意識的に目を向けよう、ということですね。

