新しいものを生み出す人は「独自の情報源」を持っている

坂井 もうひとつ、佐久間さんのすごさは「独自情報」を持っていること。社内で新しいことを生み出している人は、社外・社内のありきたりな勉強会に一生懸命出ている人ではなく、独自の情報を仕入れている人なんですよ。佐久間さんは下北沢の「本多劇場」にもちゃんと行くって言っていたじゃないですか。

©平松市聖/文藝春秋

ぐんぴぃ めっちゃ行ってますよね、あの人。

坂井 自分で新しいもの、一次情報を見つけに行こうという発想が大事なんです。

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ぐんぴぃ 劇団員とかをキャスティングできるのは佐久間さんだからこそだと思いますもん。

坂井 ありきたりな情報源を持たない方がいいんです。佐久間さんが昔、「テレ東でお笑い番組を作る時に、あえて関西の芸人の出る番組を観ない時期があった」と言っていたんですよ。

ぐんぴぃ ええ? そうなんですか。

坂井 「面白いし、影響されちゃうと独自なものが作れなくなるから、絶対に自分は(関西ではなく)東京芸人で勝負する」と書籍『その悩み、佐久間さんに聞いてみよう』[ダイヤモンド社]に書いてありました。前回話しましたけど、ビジネスメディアはもはやみんなが観ているから、新しいものが生まれない可能性があるじゃないですか。だから情報の逆張りで、僕もあまり観ないようにしている。

『理不尽仕事論 「クソが!!」と思った時に読む本』(文藝春秋)

ぐんぴぃ 僕も『このマンガがすごい!』は読まずに、バナー漫画を読んでますわ。

坂井 自分独自の情報源を持ち続けないと新しいものは生まれないから、みんなの情報源は無視した方がいい。

理不尽仕事論 「クソが!!」と思った時に読む本

坂井 風太 ,ぐんぴぃ

文藝春秋

2026年4月10日 発売

最初から記事を読む 「童貞でバズって、ネットミームにされて、世界中で笑われて…」ぐんぴぃが語る『バキ童』街頭インタビューという“挫折経験”と、挫折が人生に与えた影響