不合格者のポートフォリオの一例
ちょっと語彙が強くなってしまうかもしれませんが(けどそれくらい強く伝えないと伝わらないので言いますね)、ハッキリ言ってゲーム業界を志望する人のほとんどがゲーム業界のお仕事のことをよく知らずにわからずに、なんとなくという認識の中で応募してしまっている、ということです。
不合格になってしまう人のほとんどがテキトーに考えています。
なんなら「ワンチャン、イケっかな、無理なら別にいいけど」くらいの感覚、と言うとまた「言い過ぎ」と叱られてしまうかもしれませんが。
不合格者の中にはポートフォリオ(作品集)の中にオラフ(映画『アナと雪の女王』に登場する鼻が人参で出来た雪だるまのキャラクター)のイラスト1枚だけを描いて送ってくる人もいらっしゃいます。
「どうですか? ボクには才能ありますか? やっていけそうですか? 良かったら評価してください」
真剣な眼差しでそうおっしゃるんですよ。
厳しいようですが、ここはあなたの才能を鑑定する場所ではなく、プロとして何ができるかを提示する場所です。
なんとなくわかってきましたか?
ハッキリ言って、なめられているんですよ、ゲーム業界は。
言葉がさらに強くなってしまいますが、事実というかこれが実態なのでやっぱり伝えるしかありません。当たり前の話をしますよ?
「ゲーム開発会社のお仕事はゲームソフトを開発して完成させて販売することなんです」
なので採用出来る人材は、一緒にゲーム開発が出来る人ということになります。
それなのに、ゲームソフトを開発したことがない、プログラムもCGの勉強も最低限の基礎力すら身につけていないし、そもそも何をすればいいのかも調べていないし(だから)わからない、という人ばかりなのです。
「いや、だったらゲーム系専門学校の先生たちは何をしてるの? なんで指導しないの? おかしいでしょ?」
きっと、そう思われますよね。
学校の先生たちは指導していますよ。ちゃんとわかる言葉で伝えるべきことは伝えています。「ここまでやらないと無理だよ」と。
それでも学生さんの方が「そこまでやらなくても大丈夫だろう」と根拠のない自信で足踏みしてしまっている。この危機感のなさが合格率を下げている要因のひとつです。
