特集「わが人生最大の失敗 経営者篇では、今をときめく経営者たちが“二度とあんな思いをしたくない”というエピソードを赤裸々に明かしました。特集記事を一挙紹介します。[全9記事]

資金繰りのため全私財を売却〈熊谷正寿・GMOインターネットグループ代表〉

私の人生は失敗だらけで、何を最大の失敗とするか悩ましいのですが、最も多くの時間――それも40代という一番パワーのある時期の貴重な時間を失ったという意味で、2005年のローン・クレジット事業… 

「君、心中する気か?」〈好本達也・J.フロント リテイリング前代表執行役社長〉

私はバブル前夜の1979年に大丸に入社して以来およそ20年間、旗艦店である大丸心斎橋店の婦人服を担当していました。当時の百貨店は、現在よりも女性のお客様のシェアが高く、婦人服売場は… 

二度も組織崩壊した〈芦沢雅治・よりそう会長〉

そもそも私が起業を志した原点には、幼い頃のある経験があります。家のすぐそばに養護学校があり、私も毎週のように遊びにいっていたのですが、そこでは様々な境遇の生徒に出会いました。障碍を持ち… 

親の老後を破壊しかねなかった〈川上量生・KADOKAWA取締役/ドワンゴ顧問〉

経営者にとって最も大事なことは何か。それは、「運がいいこと」だと断言できます。頭が良くて才能にも恵まれた人たちが、起業して程なくビジネスに失敗する姿を幾度となく目にしてきました。… 

ECは流行らないという思い込み〈伊藤将雄・ユーザーローカル社長〉

僕は就職氷河期が始まって間もない1997年に大学を卒業して、日経BPに入社し、同年に創刊された「日経WindowsNT」というコンピュータ雑誌に配属され、記者・編集者として働いていました。… 

派閥でトゲトゲしたパン屋に〈木村周一郎・ブーランジェリーエリックカイザージャポン代表取締役〉

銀座のあんぱんの老舗「木村屋總本店」を営む一族に生まれ、現在はフランスブーランジェリー「メゾンカイザー」を営んでいます。事業を営むまでの自分は、なんと世の中を知らない人間だったことか、と… 

4人に1人が会社を去った〈青野慶久・サイボウズ代表取締役社長〉

2005年に社長に就任してからの約2年間は、まさに失敗の連続でした。当時は同じIT系企業の楽天やライブドアが企業買収で大きく成長していた頃で、「このままではいけない」という焦りがありました。… 

会社に行くのが怖かった〈西村誠司・エクスコムグローバル代表取締役社長〉

Wi-Fiや美容医療を中心に事業を展開し、2022年からは高度不妊治療のクリニックを全国で始めました。事業の成功方程式みたいなものはありません。最初から「これはうまくいく」というものが… 

悔しくて、自分で商品を買った〈中西弘子・ボーネルンド代表取締役会長〉

商社マンとしてデンマークのレゴ社などとの取引を担当していた夫が、突然会社を辞めて帰ってきたのは、1976年のことでした。当時、私は専業主婦で、2人の娘の子育ての真っ最中。事前の相談もなく… 

文藝春秋

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