3月23日、京都府南丹市立園部小学校に通う小学5年生(当時)の安達結希くん(11)が行方不明となり、4月13日に南丹市内の山中で遺体で見つかった事件。
16日の未明には義父で会社員の安達優季容疑者(37)が逮捕された。
事件の裏側で何が起きていたのか。謎は多く残されている。そのうちのひとつが3月29日に発見された結希くんのリュックだ。4月9日発売の「週刊文春」より記事を一部抜粋してお届けする。
リュックの不可解な点
結希くんは携帯電話やGPS機器を持っておらず、捜索は難航を極めた。
「結希くんのおばあさんが『なんとか助けてやってください』と泣きながら話していて、本当に胸が苦しくなりました」(地域住民)
そして行方不明から6日後の29日。小学校から西に約3キロ離れた山中で、結希くんが背負っていた黄色い通学用リュックサックが突如として発見されたのである。「リュックを見つけたのは、結希くんの親族。細い峠道に設置されたガードレールの裏側に、横倒しにされていたそうです」(社会部記者)
だが、不思議なのは見つかったリュックには、目立った汚れや動物に荒らされたような形跡がまったくなかったことだ。また、小学校から“現場”までは、大人でも歩いて50分ほどかかる。
「しかも、25日に雨が降っていたのにリュックはまったく濡れていなかった。地元の消防団がこの場所付近を複数回捜索した際には、なぜかリュックは発見されておらず、どうにも不可解です」(同前)
リュックが発見された現場近くの地元住民はこう言って首を傾げる。
「あの道は(隣町の)京丹波に抜けるだけの道で、あっちに用事がある人しか通りません。街灯もないし、大人でも怖くてよう歩きませんわ。対向車が来ても逃げられない狭い道。子どもなんかが歩くわけない」
このように多くの“謎”が、小さな町で次々と浮上しているのである。
現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月16日(木)発売の「週刊文春」では、リュックなど残された謎に迫った総力取材の結果を報じている。「週刊文春 電子版」では誌面未掲載の最新情報も配信中。M記者が現地から電話で最新の取材状況を報告した解説動画も公開している。
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