“生活習慣病の総合デパート”「オジ記者」が認知症外来専門医の内野勝行先生に弟子入り。認知症の新常識と中高年から実践したい予防を学ぶ。
魚、果物、野菜が認知症予防に効果あり
Q 49歳、オジ記者です。オイラ、認知症予防メシをたらふく食べるため、お腹を空かせてきました!
A 「たらふく食べる」のが良くない。大前提として過食は肥満の原因で、認知症の発症リスクだゾ! 今まで何を学んできたんだ。
Q おにぎりと唐揚げ中心の生活から脱却しないといけないことは、よく分かっているつもりです。
A 何度でも言う。不規則な食事などがもたらす生活習慣病は、認知症を発症するリスクを高める原因だ。中高年のうちから食生活を見直し、生活習慣病を改善すること。それが将来、認知症を防ぐことにつながる。
Q はい、がんばります!でも、今回ばかりは“おいしい話”をお願いします!
A まず、認知症と食べ物に関する研究から紹介しよう。魚をよく食べる人は認知症発症リスクが下がるという研究だ。米・ハーバード大学などの研究(2022年)では、オメガ3脂肪酸(DHA・EPAなど)が豊富な魚を、週に250g(約2人前相当)食べると、アルツハイマー型認知症の発症リスクが30%低下すると示されている。
Q ギョギョッ!
A 魚だけでない。果物と野菜も、認知症予防に効果があると報告されている。多くの野菜に含まれているフラボノイド(ポリフェノールの一種)には抗酸化作用があり、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβの蓄積を抑制する働きがあると考えられているんだ。
