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これまでとは見える景色が違ってくる
1年目は食や健康に関する講座を受講したのですが、人体の構造や消化、エネルギー変換の仕組みなど理科系の話が多くてビックリ。あわてて高校の生物の教科書を買って基礎知識を叩き込みました(笑)。でも一つの講座を終えると、さらに幅を広げたくなり、睡眠と健康の関係や、死生学、心理学、地域包括ケアなどの講座を受講。60代に入り、「いつ何があるか分からない」という意識がいっそう強くなりましたが、心理学を学ぶことで「この不安は自分だけではないんだ」と思えるし、福祉制度を学ぶことで老後への不安は社会全体の問題であり、すべて自分で背負い込まなくてもいいと思える。学びによって作られた地図の上から人生を俯瞰すると、これまでとは見える景色が違ってくるんです。
《この続きでは、大学生活の詳細と学び直しで苦労した思わぬポイントについて明かしている。現在配信中の「週刊文春 電子版」および4月30日(木)発売の「週刊文春」では、本記事の全文と、声優で東京大学で学び直しを経験した佐々木望さんの記事も読むことできる。また、「週刊文春」では50歳からの「大人のための手習い入門」として語学学習やガーデニングなどについても取り上げている》

