イラン戦争やイスラエル・ガザ戦争への介入をはじめ、国際社会を大きく揺るがし続けているドナルド・トランプ米大統領。彼の思想や行動の根幹にあるものについて、エマニュエル・トッド氏、佐藤優氏などをはじめ、有識者が分析した文藝春秋の厳選記事を紹介します。[全5記事]
「米国の写し鏡」としてのトランプ
「私たちは、トランプを通して“米国の真の姿”を目にしている。おそらく米国の正体を私たちに見せるために、まさにトランプ自身がそう思っているように“神によってこの世に遣わされた”のが、トランプなのでしょう」(エマニュエル・トッド)

世界を揺るがすトランプの“内面の変化”
「重要なのは、トランプ氏の世界観、すなわち内在的論理が何であると推定するかだ。それによって事態の見え方も、今後の予測も大きく異なってくる。第一は、トランプ氏が、刺激に対する反応という因果モデルで動いているという考え方だ」(佐藤優)

トランプを動物に喩えると…?
「いまはまだ、各国がどの動物として生きていくかを選べる局面です。まずは、草食獣を選ぶか、それとも肉食獣を選ぶか」(佐藤優)「トランプは自身を『ライオンキング』に喩えていますね。“獅子王”というより“暴れ”獅子ですが(笑)」(池上彰)

国際法を無視するトランプの心理
「トランプ氏は予測不能とよく言われますが、不動産デベロッパーの発想が色濃く政策に反映されます。加えて、私はプロレスの発想もあると思っています。彼は自分でリングに上がるくらいプロレス好きですから、魅せ方などはプロレス流」(峯村健司)

トランプと「米国ファースト」
「ここ数年の抑止力、対処能力の強化の流れを逆回転させかねない動きが出てきている。トランプ政権による「米国ファースト」政策である。その象徴は、トランプ大統領が打ち出した米本土防衛のための…」(布施哲)

