通称「ゾンビたばこ」などと呼ばれる、指定薬物のエトミデートを使用した罪で起訴された元広島東洋カープ所属の羽月隆太郎被告(26)。5月15日、羽月は広島地裁の証言台に立つと「周囲に吸っているカープ選手がいた」と語った。「週刊文春」は、広島の別の選手がゾンビたばこの売人と写る写真を入手した。
羽月が逮捕されたのは今年1月のこと。昨年12月に、自宅で指定薬物エトミデートを使用した罪だった。2月に起訴されると、すぐさまカープは選手契約を解除した。ゾンビたばこは、電子タバコで吸引されることが多く、若い世代を中心に蔓延しており、過剰に接種すると手足の痙攣が起きて錯乱状態に陥るという。
羽月の逮捕を受け、今年2月のキャンプインの際には、鈴木清明球団本部長が「本当に選手生命を失う。何回もしつこくやっていく」と危機感を示した上で、注意喚起を行うと宣言。新井貴浩監督も「今度またナメた態度を取ったら……」と、怒り心頭でナインに語っていたという。
「15日の初公判には500人以上が詰めかけました。検察側の供述調書によれば、羽月は昨年3月から4月頃、東京遠征の際にバーで知人から勧められて吸引。エトミデートの購入に100万円を使ったりしており、昨年10月にはカープ寮に郵送してもらっていたこともあったそうです。羽月は『正しい判断をすべきでしたし、家族と向き合うべきだったと深く反省しています』と述べ、拘禁刑1年、執行猶予3年の判決が言い渡されました」(同前)
「周囲に吸っているカープ選手もいた」
球界を震撼させたのは被告人質問の場面だ。ゾンビたばこを吸引するきっかけについて、羽月はこう証言した。
「周囲に吸っているカープ選手もいたので、自分も大丈夫だという甘い考えが勝ってしまいました」
そんな中、「週刊文春」は1枚の写真を入手した。そこには確かにカープ所属の選手と売人が写っていたのだった――。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、選手と売人のツーショット写真、撮影された場所や時期、選手への直撃取材などについて詳報している。
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