毎晩、性器を舐めさせられ、施設には違法薬物も……
黒主 毎晩、性器を舐める行為を強要されました。強い気持ち悪さと恐怖をハッキリ覚えています。嫌がったり、職員に伝えようとしたりすると、さらに嫌がらせを受けるため、次第に抵抗をやめてしまいました。
暴力も日常茶飯事でした。一方的に殴られることもあれば、年上の子たちが主導するタイマンに巻き込まれることもあって。僕は幼い頃からどちらかというと穏やかな性格で、人を殴ったり蹴ったりできず、一方的にやられてばかりでした。
あとは、砂場で砂を掘っていたら違法薬物が入ったジップロックを見つけたこともあります。当時はそれが何だかわからなかったのですが、見つけた瞬間に背後から思いきり顔を蹴られて、病院に搬送されました。今思えば、本当に異常な環境でした。
母親は周囲から「妖怪」と呼ばれていた
――あまりにひどすぎて、言葉を失います……。
黒主 「死にたい」とまで思うことはなかったものの、精神的にはかなり追い詰められました。結局その施設で約2年間を過ごし、その後は別の施設に移りました。以前の施設と比べると穏やかに過ごせていたものの、集団生活のため暴力が完全になくなることはなかったですね。僕自身は覚えていないのですが、おそらく体にたくさんアザや傷ができていた様子を職員か叔母が見つけて、施設を移ることになったのだと思います。
――想像を絶する体験で、トラウマになってしまいそうです。
黒主 性行為において「性器を舐められる」のは今でも嫌悪感があります。自分がとても嫌な思いをしたので、女性にもしてほしくないと思ってしまいます。
――ご家族との関係性は、どうでしたか?
黒主 あまり仲良くなかったですね。両親は、僕が施設にいる間ほとんど会いにきませんでしたし。特に、「母親」が大きな悩みのタネでした。病気の影響もあったのですが、見た目がちょっとひどい状態で、周囲に「妖怪」と呼ばれていて……。
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