2028年のロサンゼルス五輪に向けた日本代表「侍ジャパン」の次期監督選びが混迷している。新監督候補にはニューヨーク・ヤンキースのGM付特別アドバイザー、松井秀喜氏(51)らの名前が取り沙汰されてきたが、実現はかなり厳しいのが実情。人選は難航している。その中で“切り札”として浮上するのは……。
名前が浮かんでは消える。
日本野球機構(NPB)は4月20日、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準々決勝敗退後に辞意を表明していた井端弘和監督(51)の任期切れによる退任を正式に発表した。
日本代表監督はNPBと、アマチュア野球を統括する全日本野球協会などから選ばれた委員で構成する「侍ジャパン強化委員会」で人選が進められる。
「委員長を務める中村勝彦NPB事務局長は、かねてから松井さんの代表監督招聘に熱心で、今回もWBC敗退直後から松井さんを軸に後任候補選びに着手。シアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(52)や元巨人監督の高橋由伸氏(51)らを有力候補に動き出していました」(スポーツ紙遊軍記者)
実は井端前監督の就任で落ち着いた23年の監督人事でも、この3人の名前が候補として早くから挙がっていた。ただ、それぞれと直接交渉を行った結果、いずれも本人が就任を固辞。イチロー氏は「監督はやらない」と公言しており、高橋氏も巨人監督を退任後は充電期間として監督就任の意思がなかった。今回も代表監督を引き受ける可能性は、ゼロに近い状況だ。
松井氏の含みを持たせた発言
一方で松井氏は昨年6月に恩師・長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が亡くなった際の「生前に約束したことがある」と含みを持たせた発言で、巨人監督への期待がにわかに高まってきている。
《この続きでは、松井秀喜が監督就任を固辞する本当の理由、NPBが描く監督人事のタイムリミットなどWBC監督をめぐる交渉の舞台裏を詳報。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および5月21日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》


