小学3年生の時に出会ったダンスの先生と、20年近い時を経て結婚したJURIさん(28)。26歳年上の夫との馴れ初めには、3度にわたる"偶然の再会"があった。そして21歳でシングルマザーだった彼女が再婚を決意するまでには、波乱に満ちた背景があった。
JURIさんが夫・たかひこさんと初めて会ったのは、小学3年生の頃。通っていたダンススクールの先生が彼だった。「普通に、通っているダンスの先生っていう意識しかなかった」というその出会いは、当時はまったく特別なものではなかった。しかし中学1年生の時、友人に誘われた別のスクールで再会。「あの時のJURIでしょ?」と声をかけられ、高校時代にも同じスクールで顔を合わせることになる。
「最初は母親と同い年じゃん、ヤバって」
決定的な再会は21歳の時だった。当時のJURIさんは、20歳で結婚して10日で離婚し、生後半年の子どもを抱えたシングルマザー。看護学校の卒業直前に妊娠が発覚し、就職を蹴って育休を送っていた時期だった。就職を翌月に控えたある日、子どもを託児所に預けてスタバで過ごしていたところ、たかひこさんと鉢合わせた。
すぐにLINE交換を求めてきた彼から、その日のうちに交際を申し込まれたJURIさん。年齢を聞いて「最初は母親と同い年じゃん、ヤバって(笑)」と感じつつも、「なんか面白そうだしとりあえずいっか、という軽いノリではじまりましたね」と振り返る。
前の結婚については「相手のモラハラ」が原因だったと話す。交際中からその気質を感じながらも突然の妊娠で入籍し、「ケンカした時に手を出されたことがきっかけで、逃げるようにして飛び出しました」という。それでも離婚に抵抗はなかった。「もともと親も離婚しているので、バツがつくとかっていうネガティブな思いはなくて」。むしろ「子どもが小さいうちに再婚したい」と前向きに考えていたという。
たかひこさんとの再婚を決めたのは、2人目の妊娠がきっかけだった。JURIさんが「すごく悩んでた」一方、夫が「産んでほしい」と望み、そこからトントン拍子で同居・結婚へと進んでいった。ただ、決して平坦な道ではなかった。夫側に整理しなければならない問題が複数あり、「婚姻届けを出す前日まで『やっぱりやめようかな』って言ってましたし、結婚した瞬間から離婚を考えるほどでした」と明かす。
さらに結婚1年目にはじまったコロナ禍が追い打ちをかけた。もともと経営状態が芳しくなかった夫のダンススクールは、数百万円の借金を抱えることになった。それでも彼女は夫とともに前を向き続けた。乳飲み子を抱えたシングルマザーが、年の差婚・ステップファミリー・コロナ禍の経営危機という中でいかに家族を作り上げていったか——その続きは、インタビュー本編で詳しく語られている。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。次のページでぜひご覧ください。
次のページ 写真ページはこちら
