吉田 そうなんです、夫の実家に住まわせてもらってます。向こうの家族は男2人の兄弟なので「娘ができた」と歓迎してくれて、それに甘えてますね(笑)。
――結婚4年目ですが、こんなに長く一緒にいるのは初めてなのでは?
吉田 彼の実家に泊めてもらうことはあったんですが、こんなに長くは初めてですね。彼の実家は旅館をやっていて「ああ、こういう家で育ったから夫はこういう人になったのか」とすごい納得しました。
――どういうことでしょう?
吉田 世界中からお客さんが来るので人の出入りにすごく慣れてるし、家族の関係とかスキンシップもちょっと日本っぽくないんですよね。夫は遠征でしばらく家を離れる時はお母さんと「行ってきます」のハグをしたり、「その服似合ってるね」とか自然に言ったり。家事のお礼も口に出して言ったり。
――日本だと照れくさくて言わない人も多そうですよね。
吉田 私も彼に影響されて電話を切る時は「大好きだよ」か「らびゅー(Love you)」って言うようになったんですけど、たまに人がいるところで無意識に言っちゃってじろって見られたりします(笑)。確かに日本だとバカップルに見えちゃうんですよね。
「一緒に過ごす」という楽しみを後に残してる感じ
――河野家の習慣で驚いたことはありますか?
吉田 夫もお兄さんもお父さんもお母さんもみんな料理ができるんで、ご飯の時間になるとみんなで厨房で1品ずつ作ったりするんですよ。最初見た時は驚きましたね。それで、夕食の後片付けを決めるのはカードゲーム。
――負けた人が片づける?
吉田 そうなんです。「ハゲタカのえじき」っていうカードゲームをみんなでやって片付けの人を決めるんです。夫の家族はずっとやってるのでみんな強くて私が負けちゃうことが多いんですけど、みんな優しいので私が負けると誰かが絶対手伝ってくれて(笑)。
――一緒に暮らすようになってからの変化はありますか?
吉田 心理学の本で読んだことがあるんですけど、人間って毎日一緒にいるとその人の中の子どもっぽい「幼児性」が出てくるらしいんです。たまに会う相手なら「疲れてるのかな」と配慮できることでも、近すぎるといらない一言が口から出てしまったり。でも私たちは離れて暮らしていた期間が長いし、今も一般的な夫婦ほどは一緒にいないので、逆に自分をコントロールしやすいのかなと思ってんす。これからどんな変化があるかは楽しみですね。
――不安よりは楽しみ?
吉田 そうですね、おじいちゃんおばあちゃんになった時に「一緒に過ごす」という楽しみを後に残してる感じです。
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