「ロコ・ソラーレ」のメンバーとして冬季オリンピックで銀・銅という2つのメダルを獲得したカーリング選手の吉田知那美(34)。
2022年に同い年でアルペンスキーコーチの河野恭介氏と結婚したが、1年の大半を別々に海外で過ごす「多拠点婚」をつづけてすでに4年目に入ったという。
偶然だらけの交際のきっかけ、さらには吉田さんからだったというプロポーズの舞台裏など、リアルな夫婦仲について話を聞いた。
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――夫の河野恭介さんとはいつ、どこで出会ったのでしょうか?
吉田知那美(以下、吉田) 最初に会ったのは2018年の平昌オリンピックの1年前で、強化指定に選ばれている全競技の選手が赤羽のナショナルトレーニングセンターに集まった時でした。オリンピックに出場する可能性がある選手たちのための講習会で、私はまだ「ロコ・ソラーレ」にいて、夫も当時はアルペンスキーの現役バリバリの選手でした。
「アルペンスキーの河野恭介と申します。もし予定がなければ」
――アスリート同士、第一印象はどうでしたか?
吉田 2泊3日くらいの研修が終わって「お疲れさま会をしよう」という話になって声をかけてくれたのが夫だったんですけど、あんまり印象に残ってないんですよね。「すごく大きくてガタイのいい人だな。あ、同い年なんだ」ぐらいだったと思います。
――吉田さんに声をかけてくれたんですか?
吉田 いや、ロコ・ソラーレの4人全員でした。「アルペンスキーの河野恭介と申します。もし予定がなければ、カーリングの皆さんもどうですか」ってすごく丁寧な感じで、幹事なのかなとは思いましたけど打ち上げでも特に話しませんでした。
――そこから、どうやって連絡を取り合うようになったのでしょう。
吉田 打ち上げにいた人たちで連絡先を交換したりお互いのSNSをフォローしたりして、「冬の競技仲間」なのでテレビで試合をやってたらちょっと応援するぐらいの淡い繋がりでした。彼は2018年に引退してスキーの指導者になってオーストリアへ行っちゃったんですけど、そこから偶然が重なって何回も会ったんですよ。
――偶然というと?
吉田 たとえば私が一時帰国で品川駅にいるとSNSでアップしたら彼もたまたまビザの更新で帰っていて「もしかして品川にいる?」と連絡があったり、私がオフにロンドンを一人旅してたら、「ヨーロッパにいるならこっちに遊びに来なよ」と連絡が来たり。それで「オーストリア初めてだから行ってみたい!」って飛んでったり。他にも私の拠点だった札幌とか彼の実家の長野とかで、「あれ、今すごい近くにいない?」ということが何度も続いて。

