「組体操のヤバい映画に出てましたよね」と言われそう

──役作りのアプローチも変わりました?

青木 そうですね、昔は自分の中にあるものを役に当てはめていく感覚が強かったのですが、最近は逆に役の方に自分を寄せていくことも増えてきました。ただ、それも作品によって全然違うので、やり方を決めすぎないことも大事だな、と思っています。

──この作品はご自身のキャリアにとってどんな経験になりましたか。

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青木 撮影中から感じてはいましたが、完成した映画を試写で観て、奇妙だけれど相当の破壊力をもった作品だなとあらためて思いました。こんなインパクトの強い作品に20代で参加できたことがありがたいです。いつか「昔、組体操のヤバい映画に出てましたよね」とか言われるんだろうな、と勝手に想像して、楽しくなっています。

 わけがわからないまま集団に飲み込まれていく怖さのなかで、優がどう“自分”でいようとしたのか、劇場で確かめてもらえたらうれしいです。

青木柚(あおき・ゆず) 2001年、神奈川県生まれ。10歳から子役として活動を始める。映画、ドラマ、舞台など数多く出演。最近の出演作に映画『秒速5センチメートル』、ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(25年)など。公開待機映画に『マジカル・シークレット・ツアー』『ブルーロック』(26年)がある。

『NEW GROUP』

© 2026 映画「NEW GROUP」製作委員会

STORY
引っ込み思案で、家庭にも居場所がない高校生・愛のクラスに、優が転校してくる。しかし海外帰りの優は、協調性を重んじる日本の集団行動になじめない。そんなある日、校庭で1人の生徒が四つん這いになり動かなくなった。次第に他の生徒も加わり始め、人間ピラミッドを形成していく。日を追うごとに生徒たちの人間ピラミッドは大きくなり、愛も朦朧となってピラミッドに加わりそうになる。しかしこれは、その後地域全体を巻き込む集団怪現象の序章に過ぎなかった──。

STAFF&CAST
原案・監督:下津優太/脚本:下津優太、佐原百子/出演:山田杏奈、青木柚、ピエール瀧/2026年/日本/82分/配給:KADOKAWA/© 2026 映画「NEW GROUP」製作委員会

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