『暴力病院 看護助手が精神科で見たもの』より ©︎水谷緑/竹書房

 これまで精神科医療を題材に、心温まるストーリーを発信してきたエッセイ漫画家・水谷緑さん。その彼女が、あえて精神科病院における「暴力」というテーマに切り込んだ衝撃作が『暴力病院』(竹書房)だ。実在の関係者への綿密な取材をベースに、フィクションとして再構成している。

 看護助手のミズタキは、10年以上入院している患者・大河内さんの「退院したい」という願いを叶えるべく奔走していた。しかし、予期せぬトラブルから大河内さんがパニックを起こしてしまう。例外的に認められる処置である「身体拘束」を施すことになり——。(全4回の4回目/最初から読む

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最初から読む 「早く行けよ! バカが!」患者を蹴る看護師、便の臭いが充満する病室…医療の常識からかけ離れた『暴力病院』の異様な実態