皇室典範改正をめぐって、衆参両院の正副議長によるとりまとめ案が5日に判明した。中でも、焦点となっているのが、皇族数の減少を食い止めるために、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案だ。だが、民間人として長年生活してきた人々が、ふたたび皇族としての務めを果たすことは、本当に可能なのか。

仮に復帰したとして、気位がもう平民ですから

 旧宮家のひとつ、久邇家の三男として生まれ育った“当事者”である久邇朝宏氏(81)は、戸惑いを露にする。

久邇朝宏氏 ©文藝春秋

「私自身は、まったく考えたことがありません。仮に復帰したとして、気位がもう平民ですから。15歳離れた、うちの上の兄の世代だったら、まだ違ったのかもしれません」

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女系が入っていてもいいのではないか

 久邇家が皇籍を離脱したのは1947年のこと。その後、生活はどう変化していったのか。

「(3歳で)物心がつく前だったので、離脱前のことは全く覚えていないのです。私が育ったのは、まったく普通の家庭でしたから、のちに行事などに参加すると『うちが宮家だったの?』と驚いてしまうほどでした」

皇族数確保に関する全体会議。今国会で皇室典範を改正を目指している ©時事通信社

 一般人として暮らしてきた朝宏氏は、皇族の養子縁組を可能にして旧宮家の男系男子が皇室に復帰する案に対し「そういう教育を受けてきていない」と懐疑的だ。養子案は、皇位の男系継承を維持するための布石とされる。一方、朝宏氏は女系天皇も容認すべきだと言う。

「私自身は、女系が入っていてもいいのではないかと思ってます。愛子さまがこのままご結婚されて、仮に子どもをご出産されるなら、(その子が天皇になられても)別にいいんじゃないかと」

 そのほかにも久邇氏は、愛子さまとお話しした日のこと、皇族に相応しい教育、叔母・香淳皇后からのプレゼントについてなど語っている。

 詳細は、月刊「文藝春秋」7月号(6月10日発売)、および月刊「文藝春秋」の電子版「文藝春秋PLUS」(6月9日先行配信中)に掲載されている。

文藝春秋

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養子案、旧宮家の本音を明かしましょう

出典元

文藝春秋

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