「乳首を切り落としても再生すると聞いた。やらせて欲しい」
同棲を再開して2カ月後の同年9月30日、佐藤被告が「乳首を切り落としても再生すると聞いた。やらせて欲しい」と言ってきた。Aさんが断ると、「そんなこともできないなら、私のこと好きじゃないんだね。別れよう」と言い出した。佐藤被告に見捨てられたら生きていけないと思い込んでいたAさんは風呂場に連れて行かれ、服を脱いで浴槽に入った。佐藤被告は小さなハサミを持って近付いてきて、思わず後ずさりすると、口の中にタオルをくわえさせられ、乳首を切断された。
「痛いッ!」
「うるさい、近所に警察を呼ばれたら面倒なことになるから、声を出すな!」
佐藤被告は切り取った乳首をハサミの上に乗せて写真を撮り、キャバクラ店の同僚にメッセージを送っていた。
〈乳首切り落としてみた〉
〈えっ、何してんの?〉
〈また再生するの楽しみ〉
〈麻酔なしでしょ、こわ〉
〈家に麻酔なんてない〉
〈口にタオル押さえてんの?〉
〈うん〉
切り取った乳首は飼っていた室内犬に食べさせていた。Aさんには「病院には行くなよ。行ったらダメだからな」と口止めし、患部に絆創膏を貼っただけだった。
「許して欲しかったら指を詰めろ!」と斧を購入
さらに3週間後にはもっとひどい虐待を受けた。別れて会っていなかった時期に風俗店に電話したという発信履歴が残っていたことを佐藤被告に気付かれたのがきっかけだった。
「これは浮気や。許して欲しかったら指を詰めろ!」
Aさんは佐藤被告の剣幕に押され、少しだけ切ったら許してくれるのではないかと思い、包丁で指を傷つけた。
「別れても他の女の結婚指輪がはめられないように左手の薬指を切断しろ。自分でできないなら私がやるよ」
後日、佐藤被告は通販で斧を購入。Aさんには痛みがまぎれるように睡眠薬を飲むように指示した。もし拒否したら命まで取られるのではないかという恐怖心から、Aさんはそれを承諾した。