「日本が見たことがない新しい景色を見るのが僕らのミッションだった。今回は出来なかったけど、これからも次の大会に向けてその挑戦がつづいていく。そこに自分が身を置けるようにやっていきたい」

©JMPA

アキレス腱断裂で全治6か月「戻れるのか、不安しかない」

 その言葉を踏むように、谷口は戦いの舞台を中東に移し、さらに2024年7月、ベルギーのシント・トロイデンへ移籍した。チームでも、日本代表でも不動のレギュラーとしてプレーしたが、同年11月8日にアキレス腱断裂の重傷を負った。

 帰国し、手術したものの全治6か月という診断に、いつもはポジティブな谷口も「戻れるのか、不安しかない」と苦しい胸中を吐露した。

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 リハビリをつづけるなか、日本代表には高井幸大、鈴木淳之介ら若い世代の台頭が目立ってきた。復帰への不安とともにポジションを失うかもしれないという恐怖と戦いつつ、2025年5月にチームに復帰、半年ぶりに公式戦に出場した。谷口は、怪我との闘いから無事、生還したのである。

怪我をきっかけに、結婚に前向きになった

 その翌月の6月、谷口はかねてから交際中だった女優・泉里香さん(37)との結婚を発表した。今回の北中米W杯では、ユニフォーム姿で観戦する里香さんの写真がSNSで話題に。「美しすぎる」と大きな反響を呼んでいる。

 そんな里香さんは、谷口が怪我で苦しい時期を支えた存在だった。

 2015年に友人の紹介で交際がスタートしたというが、当初からお互いのキャリアを尊重。谷口はサッカー選手として高みを目指し、里香さんは女優やグラビア、モデルとして幅広く活躍した。

妻で女優の泉里香さん ©文藝春秋

 2022年、カタールW杯が始まる前の夏頃、破局のうわさが広がった。当時は谷口にとって自分のキャリアがかかる重要な時期、谷口はサッカーに集中し、里香さんも仕事で忙しく、会えない日々がつづくなか、自然と距離が生まれ、自分たちの関係を見つめ直す時間になった。

 その後、ふたりはお互いの重要性を再確認し、結婚願望が薄かった谷口も怪我の際の里香さんの献身的なサポートによって、結婚に前向きになった。

 チームメイトからは「24時間イケメン」といじられるほど、欠点がない真面目な人柄でも知られている美男と、『美少女戦士セーラームーン』でセーラーマーキュリーを演じるなど、女優としても活躍するモデル美女の結婚は、スポーツ界、芸能界から「おめでとう」と祝福の声があがった。