つまり、エネルギー密度が高い(かさが少なくてもカロリーが高い)、超加工食品を取る方が太るということです。1g当たりのカロリーは水はゼロkcalでタンパク質と糖質が4kcal、脂肪が9kcalで、食物はその組み合わせでできています。その結果として、脂肪が多いものをどれだけ取っているかということが、極端に言うと、そのまま食欲調節、肥満との関係につながってきます。もちろん満腹中枢が刺激されるのは血糖値が上がることで分泌されるインスリンの働きではありますが。
それ以上に満腹という漢字がまさに示すように、お腹の膨らみ感がポイントです。膨満感がもう十分食べたかどうかを感知して、満足感につながるかどうかは、摂食中枢、摂食行動とはまた違うものだといえます。
みずみずしい食品を選ぶべき
基本として食べるもので、何が一番いいのか。シンプルですが、生鮮食品はほとんどのものがだいたい平均値で7割ぐらいの水を保持しています。野菜はもちろん7割が水で、カロリーは低めです。野菜だけではなく、魚や肉も7割が水でできています。ただし、加工された食品は、水の量を減らすことによって、保存できるようにしているというのが一番大きな特徴で、そうするとグラムあたりのカロリーが一気に高くなります。
だから一番いいのは、みずみずしい食品を食べるということ。それがダイエットという意味でも最も効果があります。といっても全て生で食べるのは現実的ではありません。調理して焼いてもゆでても水はそこまで抜けないので、満足感は充分得られます。
満足する食事というのが一番大事
カロリー計算はダイエットに必要と思っている人も多いと思いますが、極端なことを言うと、自分が消費しているカロリーがきちんとわからない限りは、あまり意味がありません。食べるものが毎日変わるので、摂取カロリーもかなり変わります。アプリなどで計算を続けている場合は体重と一緒に測っていくことができて、その関連もある程度わかるので意味があるといえなくもありませんが。
食べ過ぎたから減らそうと、カロリー計算を実際の食生活にフィードバックする意思があれば大丈夫ですが、カロリーにばかり目がいってコントロールしようとしても、満腹感、満足感は、結局食べるものの重さとの関係が一番大きいので、いくら計算しても頭で満腹にはならず、かえってストレスを感じてしまうことになりがちです。
満足する食事というのが一番大事で、満足する食べ方をしながら、いかに食べる量や内容をコントロールするかがポイントです。
