「週刊文春 電子版」が6月17日に報じた、円谷プロダクション(以下、円谷プロ)で退職者が続出している問題。

 円谷プロといえば、「ウルトラマン」シリーズを手がける名門映像制作会社だが、その足元を揺るがす事態が起きていた。現役社員はこう語る。

「今年に入り、少なくとも39名の正社員が退職し、さらに13名が各グループ会社に出向または転籍する予定です。全社員は約210名でしたから、4分の1近くが円谷プロを去ることになります。残った社員に業務が集中し、社内は大混乱に陥っています」

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7月4日からは新シリーズが放映開始する(円谷プロHPより)

 取材時に円谷プロと、親会社の円谷フィールズホールディングスに対し、退職者が続出している状況について尋ねたが、期限までに回答はなかった。

 一方、円谷プロは18日に「一部報道に関する当社の見解について」と題したリリースを掲載。「一部メディアにおいて、当社に関する報道がなされておりますが、これらは当社の公式発表に基づくものではなく、独自の解釈や事実誤認も含まれております。なお、本件に関する個別の取材や質問状に対しましては、一貫して回答を差し控えさせていただいております」などと発表した。

 円谷プロの内部では、いったい何が起きているのか。「週刊文春 電子版」では、内部資料、現役社員および元社員の証言をもとに、同社の労働環境の実態について報じている。リストラを巡る違法性の疑いや、“年間4000時間”におよぶ長時間労働、労働基準監督署の是正勧告に加え、親会社である円谷フィールズホールディングスの山本英俊社長が受け取っている巨額の配当金などについても詳報している。


 さらに「週刊文春 電子版」では、大手生命保険会社や進学塾で起きた、長時間労働やパワハラ問題などの労働問題についても詳しく報じている。

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