10日の全体会議の冒頭、「真意が伝わらずご迷惑をおかけした」などと謝罪した森氏。2案を「了」として、「立法府の総意」を高市早苗首相に伝え、「異論はなかった」と会見で語ったが、13党派中、立憲民主党や日本共産党など6党派が慎重・反対の立場である。

“勇み足”の多い森氏 ©時事通信社

 全体会議に出席した立憲民主党の長浜博行参院議員によると、議論は与党主導で進められたという。

「8日は議長案を説明すると言われていましたが、与党は党としての意見を表明。一方で私たちには、2案についての資料が5日に配布されましたが、赤字で『非公開』と記載されていたため、党の議員と議論できず、発言することができなかった」

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 日本共産党の小池晃参院議員によると、10日の全体会議も議論を深める場ではなかった。与党は野党の意見に反論することもなく、約1時間半後に衆参正副議長が別室に移動。すると、

「正副議長が2、3分後に部屋に戻ってきた。そして配ったとりまとめの文書は、前に配られたものとほぼ同じでした」(小池氏)

 困惑する議員らに、森氏は次のように言い放った。

「『案』が取れただけです」

 長浜氏も話す。

「内容に変化がないのなら、私たちが何を発言しようと関係がなかった。全体会議はアリバイ作りのためのものでしかなかった」

 さらに森氏は、他にもこんな“大暴走”をしていた。

《この続きでは森氏の“大暴走”の詳細、麻生太郎氏のこれまでの発言などを詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および6月18日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》

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