どんな要因で発症するのだろうか。
「主に加齢により生じた活性酸素が、体内で『酸化ストレス』として蓄積されます。このストレスが水晶体のタンパク質を変性させ、透明だった水晶体が濁ってくるのです。ほかの要因として、紫外線や喫煙、糖尿病などがあります。糖尿病があると白内障は約5倍起こりやすくなります。このほか、アトピー性皮膚炎の患者さんは10代や20代でも白内障を発症することがあります。目をこすったりする物理的な刺激やステロイドの使用が影響すると考えられています」
白内障は女性の方が男性よりも早く発症する傾向があり、患者数もやや多いという。
「女性ホルモン『エストロゲン』が更年期以降に減少する影響があります。エストロゲンが持っている抗酸化作用、活性酸素を抑える力が閉経で失われることにより、体内で酸化ストレスが蓄積されやすくなります」
加齢や性別といった要素は変えられないが、生活習慣の工夫によって進行抑制にアプローチできる面もある。まず喫煙や糖尿病といった具体的なリスク因子を持つ人は、禁煙や病気の治療から取り組もう。
久保医師おすすめの対策
そのうえで、白内障予防や進行抑制のために久保医師が広くおすすめするのが、1.紫外線や熱対策、2.抗酸化作用のある栄養素の摂取だ。順に見ていこう。
《この続きでは ●重大リスク紫外線を避ける&地中海食で目を守る などその対策を詳しく報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる》
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