恨みを晴らす相手はまずおまえらだ!!
まずおまえらだ!! 自称テニスファン!!
優勝の瞬間、ツイッターを覗くとなぜかため息混じりのテニスファンたち。喜ぶどころか、流れてくるのはこんなツイート「ジャッジがね……」「勝ち方が良くないよ」「なおみがかわいそう」「いやセリーナがかわいそう」 etc.。いやいやいやいや、まず喜べ!! テニスで世界獲ることの厳しさをよく知ってるあなたたちがまず素直に「すげえええええ」って喜んでくれよ!! 知ってるだけに納得いかないことがたくさんあるんでしょうが、そのアピールは後でもいいじゃないですか。別にズルして優勝したわけじゃないのに、ジャッジよりセリーナより、こうしたテニス通たちのポジショントークがあの歓喜にミソつけたみたいなとこ、少なからずあると思うんですよ。 「これは日頃からテニス観てる人間じゃないとわかんないよな」的な物言いが。頼む、ルールにのっとって勝ったんだから、まず喜んで!! あと「そもそも日本人初って、国枝選手を知らないのかな」みたいにドヤ顔で言うのも、後にして!!
次はおまえら!! 自称マイノリティ!!
「日本人初の四大大会制覇」という報道に対する「日本人初日本人初って、普段はハーフを差別するくせに」「日本はいつまで島国根性なんだよ」という批判。大坂なおみ選手は、日本人の母とハイチ系アメリカ人の父を持つ、いわゆるミックス。国籍はアメリカと日本を所有しているそうですが、テニスプレイヤーの国籍は日本を選択。そりゃ「日本人初」ってなりますよ、事実だし、キャッチーだし。大坂なおみから「日本人初」を奪う権利、誰にもないと思うんですよ。 てか、そんなことより、おまえらなおみが仲間だと思うならまずは普通に喜べ!! もうめんどくせえから全選手「地球人」で登録して!!
次はだれだ!!
ここまで読んで「そうだそうだ」と思ってるおまえらだ!! 自称フツーの日本人!! あとそれに噛み付く自称リベラル!!
優勝スピーチで「会場がセリーナを応援していたことを知っています。こんな終わり方になってしまったのは残念……でも決勝でセリーナとプレイするのが夢でした。プレイしてくれてありがとう。そして試合を見てくれてありがとう」と、大坂選手が会場やセリーナに感謝の意を述べたことに対しても「日本人として誇りに思う」「いや日本人とか関係ないし」という謎のイデオロギー論争に発展。やめろーーーーおまえらのくだらん主義思想合戦に私の愛しい推し利用すんじゃねえーーーーー!! 我々が今言えることはただ一つ、それは「なおみサイコー、マジ愛してる」ってことだけだ!!