結婚の話はあったけど…

 プロデューサーは女優で精神科医の楠部知子さん。彼女自身もがん患者で、闘病生活の中でも前向きに生きていくことがテーマです。私は、祖母として小春ちゃんの心の支えとなる役どころ。最近はご近所付き合いが少なくなり、人と人との対話が減ってきましたが、こんな時代だからこそきちんと話をして心を通じ合わせていかなくちゃ。

 若い時は分からないことがたくさんありますから、この年齢になったからこそ伝えられることを、映画を通じて訴えていきたいと思っています」

 映画の主題歌は、由美にとって7年ぶりとなる新曲「とまり木」だ。

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「久しぶりのレコーディングでしたから緊張しました。女優業や講演が忙しくて歌手活動が減っていたので、『もう一度、歌で勝負しよう』と。最近は昭和歌謡やジャズの名曲など、自分の歌以外も掘り起こしてレコーディングしています。『とまり木』は、これをきちんと歌い切れなかったら、歌手はもう辞めようと思うくらいの気持ちを込めました。ぜひこの曲も楽しんでほしい」

 長い芸能生活の中で石原裕次郎をはじめ数々のスターと共演する一方、私生活では独身を貫いてきた。“シニアのアイドル”を自任する由美の恋愛事情はベールに包まれているが、これまでに結婚の話はなかったのだろうか。

「もちろん、ありましたよ!(笑) いろいろとアプローチを受けましたけど、やっぱり仕事を愛していましたから。でも、これからは仕事以上に夢中になれる素敵な方が、パッと現れるかもしれませんね」

 もしかして今、具体的なお相手がいるのか……?

「ウフフ(笑)。きっと“お迎え”が来るまで、恋はしていますよ」

 弾ける笑顔を見せた由美。最後に、これからの夢についてこう語った。

「世界中で歌手活動をしながら、ブリージングを伝えていきたい。そして、いろんな国を訪れて、その土地ならではの美味しいものを食べてみたいですね。

 私は、これからが本当の青春だと思っています。毎日いろんなことにワクワクして、感動して、新しいことにどんどん挑戦していきたい。そのためには、今後も健康な体と心を保っていかなければいけませんね」

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