今や、日本のみならず世界中から人気を集めているサンリオキャラクター。その人気投票イベント「2026年サンリオキャラクター大賞」が、4月9日~5月24日の期間で開催され、6月28日にパシフィコ横浜で行われた「サンリオフェス2026 in みなとみらい」内で、その結果発表が行なわれた。

©時事通信社

 今回1位を獲得したのは、昨年も1︎位だったポムポムプリン︎。大賞に輝いた途端、嬉しそうにステージの上を駆け回り、シナモロールやポチャッコとハグをして喜びを分かち合う姿も。「僕、本当に1位なの!? やった〜! みんなたくさんエールを送ってくれたんだね。ありがとう。みんなだーいすき! 僕からもみんなにたくさんエールを送るから、これからもよろしくね︎」とスピーチする姿が印象的であった。

 ちなみにこの結果、サンリオファンにとっては納得のいくものである一方、サンリオについて「なんとなく知っている」層の中には「サンリオといえば、ハローキティではないのか?」と疑問に思う人もいることと思う。

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 そこで今回はサンリオキャラクター大賞、および近年の人気キャラクターの傾向を紹介しよう。

「日本一盛り上がる選挙」の始まりは40年前

 サンリオキャラクター大賞の始まりは、1986年。今も発刊され続けているサンリオの機関紙『いちご新聞』内の特集で、大賞を獲ったキャラクターが『いちご新聞』の表紙を飾れるという企画として始まったのだそうだ。

 ちなみに、その第1回目の大賞に輝いたのは、ザシキブタ。キャラクター大賞が始まる少し前、1984年にデビューしたキャラクターで、のんびり屋さんだけど、好奇心いっぱい。フランスの片田舎生まれという豚のキャラクター。大賞の結果、見事『いちご新聞』の表紙を飾ることになった。

 そんなサンリオキャラクター大賞だが、スマートフォンで誰でも参加できるようになったことが追い風となり、40周年を迎えた2025年の総得票数は、史上最多の6316万696票(前年比111%)と驚異的な数字をマーク。日本国内だけでなく、海外からの参加も増えており、その海外順位に各国の“色”が出ることも毎度話題になる。

 例えば、日本ではあまり知名度の高くないチョコキャットという黒猫のキャラクターがブラジルでは1位、アメリカではポムポムプリンに次いで2位をマークしている。サンリオの広報担当者によれば、カラフルなキャラクターが主流だった北南米で、チョコキャットのシンプルなデザインと色味がかえって新鮮に映り、人気が出たという。

 それぞれの地域でなぜそのキャラクターが人気か調べてみると、なかなかおもしろい結果や気づきを得られるのも、サンリオキャラクター大賞の楽しみのひとつだ。