政府は、木原稔官房長官の首席秘書官を務めている茂木正氏(60)を6月30日付で交代させる人事を発表した。事実上の更迭とみられる。
異例の人事で官房長官秘書官に抜擢
茂木氏は、高市氏が経産副大臣時代に秘書官を務め、高市氏の首相就任を受けて、官房長官秘書官に異例の人事で抜擢された。首相や官房長官、官房副長官がほぼ毎日集まり、政権の基本方針を決定する正副長官会議にも参加し、高市首相の最側近官僚として知られる。
茂木氏を巡っては、大阪・関西万博の首席国際博覧会統括調整官を務めていた当時、公費で大阪に出張した際、愛人の女性をホテルに招き入れ、宿泊させるなど、不正な出張を繰り返していた疑いのあることを、6月10日発売の月刊「文藝春秋」が報じていた。
報道を受けて、木原官房長官は「(当時、所属していた)経産省が調査している」と答弁していた。後任には、経済産業省大臣官房総括審議官の佐々木啓介が就く。

