異例の展開だった。6月23日に開かれた日産自動車の定時株主総会で、会社側が提案した社外取締役候補、永井素夫氏(72)の再任議案が否決されたのだ。

「永井氏は、日産のメインバンクであるみずほフィナンシャルグループの中核会社、みずほ信託銀行の副社長などを歴任した人物です。銀行員時代は国際畑で海外勤務も長かった。2014年6月に日産の社外監査役に就き、19年6月からは社外取締役を務めてきました」(みずほ関係者)

旧日本興業銀行出身の永井氏

 否決の予兆はあった。大株主である仏ルノーが、永井氏と、同じくみずほ出身の社外取である真保順一氏の選任議案について、議決権行使の棄権を表明していたのだ。また、米大手議決権行使助言会社も経営の独立性を疑問視し、両氏への反対を推奨していた。

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「みずほ系の2人に難色を示す動きでしたが、真保氏が賛成率73.74%で承認された一方、永井氏の賛成率は48.33%に留まったのです」(同前)

 12年間にわたって社外役員を務めてきた永井氏だが、なぜ排除されたのか。

《この続きでは、その背景を日産関係者の証言とともに報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および7月2日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》

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日産株主総会で異例の再任否決 “影の社長”が排除された理由

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