「報道については承知していますが、現在事実関係などを確認中です」

 7月3日の記者会見で、「週刊文春」が同日に報じた公選法違反疑惑について記者から何度も問われ、「確認中」という説明を連発した上野賢一郎厚生労働大臣。7月7日の閣議後会見でも質問がされたが、「現在まだ確認中」と従来の説明を繰り返している。

 一体、どのような内容なのか。7月3日配信の記事「【公選法違反の疑い】上野賢一郎厚労相が“ヤミ選挙事務所”を作っていた!《現役町議は「選挙事務所です」と認め…》」の冒頭部分を公開する。

2026年の衆院選にて(上野氏のフェイスブックより)

「政治資金の使い方、透明性を圧倒的に高めることが大切だと考えています!」

 2024年衆院選の出陣式。彦根市や長浜市などの滋賀2区を地盤とする上野賢一郎厚労相(60)は、マイクを握ってそう力を込めたが……。

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高市政権で初入閣を果たした

 政治部デスクが語る。

「上野氏は京大法学部を卒業後、旧自治省に入省しました。2005年の衆院選で“小泉チルドレン”として初当選し、高市政権で初入閣しました。6月上旬、糖尿病薬『マンジャロ』を“痩せ薬”として個人間で売買することについて、『違法だ』と断じ、取り締まりの強化を指示したことで注目を集めました」

高市政権で初入閣を果たした(上野氏のフェイスブックより)

 一方で、これまで複数の公職選挙法違反を巡る問題を起こしてきた“お騒がせ大臣”としても知られる。

「2024年の衆院選では公設秘書が公選法違反(運動員買収)の罪に問われ、罰金50万円の略式命令を受け公民権停止5年となりました。ところが、その秘書は公民権停止中にもかかわらず、昨夏の参院選で自民党候補の選挙を手伝い、公選法違反(公民権停止中の選挙運動)の疑いで書類送検されています」(同前)