「安倍晋三回顧展」の裏で首相は…
折しも7月8日に、その安倍氏の5回目の命日を迎える。4日からは、東京ビッグサイトTFTホールで「安倍晋三回顧展」が開かれていた。この日の午後、会場に姿を見せたのが、昭恵夫人だ。来場者によれば、イベントに登壇し、夫が銃弾に斃れた日のことを涙ながらに振り返る場面もあったというが、
「同じ時刻、同じ東京ビッグサイトでの日本ジュエリーベストドレッサー賞の表彰式に参加していたのが、高市首相です。黒のドレスに白のジャケット姿で、真珠とダイヤモンドのイヤリング(180万円相当)とネックレス(800万円相当)を身につけていた。堂本光一らの隣でドヤ顔を見せていましたが、ちょうど昭恵夫人が回顧展で挨拶していただけに、いかがなものかと感じました」(官邸担当記者)
もちろん、高市首相にとっても安倍氏は大きな存在だった。冒頭で触れた慰霊碑。建立に尽力したのは、首相が顧問の有志団体「安倍晋三元内閣総理大臣感謝と継承の会奈良」だ。ただ、旧安倍派議員はこう嘆く。
「事件の重大性を鑑みれば、調整を尽くして現場の駅付近に建立すべきとの意見も多かった。ところが高市首相のゴリ押しで、駅から5キロ離れた霊苑内に建てられました。安倍氏に関することは、自身が主導したいとの想いがあるようです」
総裁選などの場で、安倍路線の継承を掲げてきた高市首相。安倍氏も21年9月の総裁選では高市氏支持を表明し、自ら所属議員に電話をかけ続けた。別の旧安倍派議員が振り返る。
「高市氏は下馬評を覆し、国会議員票では2位に食い込んだ。安倍氏としても自身の影響力の大きさを見せつけた形でした。後に、高市氏は生前の安倍氏から『女性初の総理大臣、いいね』と声を掛けられたことを明かしています」
ところが、安倍氏はこの総裁選で、高市首相の本質に失望していたという。実は暗殺される直前、周辺にこう明かしていたのだ。
《この続きでは、旧安倍派議員の証言、安倍元首相が暗殺直前に高市首相を見放していた理由、皇室典範・外交・人事への懸念を安倍ブレーンが連続告白した証言などを報じている。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および7月9日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》



