「おかずとのバランスが全然合っていな」おいしくないデカ盛り店の特徴は…
――友達と食事に行く時はどうするんですか。
りっか 普段は食べ放題ですね。私も友達も値段を気にしなくていいので。
――食べ放題でなく、量を抑えた料理も好きなんですか。
りっか 京都のおばんざいであったり、繊細な感じの料理も大好きです。私、人よりも舌が鋭敏で、料理に何が使われているかもよくわかるんですよ。だから、デカ盛りでもおいしいものがやっぱりいいです。
普段からデカ盛り料理に慣れていない店のデカ盛りって、結構キツいんですよ。とりあえずご飯をいっぱい入れとけという感じで、おかずとのバランスが全然合っていなかったり。
あと、普段は辛味噌のまぜそばを作っているお店がデカ盛りを作ってくれたんですが、慣れていないからめっちゃしょっぱくなっていて。
――なるほど。デカ盛りにすることで、麺と辛味噌のバランスが崩れちゃったわけですね。
りっか そうです。どのくらいタレを入れていいのかわからなくなったみたいで。味が濃いので麺を追加するけれど、そうすると量自体が増えちゃうし、それに麺ってのどを通りにくいんですよ。その分、水を飲まないといけないのでまたキツくなるんです。
SNSの食べ放題の案件のジレンマ
――大食いでも麺は大変なんですね。逆にカレーは割と初心者でも食べやすいと聞きます。
りっか カレーは飲めるんで楽ですね。逆にお肉をいっぱい食べるのは大変です。咀嚼をするのにたくさん噛むし、飲み込むのも大変で、だんだん疲れてきて飲み込めなくなっちゃうんです。
それにどうしても時間が経つと硬くなるので、あんまり美味しい状態を保てないんです。
――確かに大食いは食べ終わるのに時間がかかるから、料理は冷めてしまいますね。
りっか SNSの食べ放題の案件って、新大久保にあるお店が多いんですよ。それでお店に行くと、食べ放題の料理30品くらいがもう全部テーブルに並べてあるんです。そうなると一品一品を撮って紹介したいじゃないですか。
そうやって撮影で時間が経っちゃうと、チヂミとかは冷めて硬くなっていて(苦笑)。プライド的にフードロスは絶対嫌なので、完食しましたけれど。
撮影=佐藤亘/文藝春秋
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