「ニュースを見て『あれ?』とは思っていたんです。目元の特徴が変わっていなくて……」

 千葉県柏市の病院で、看護師が入院患者の点滴に大便を混入させて殺害したとされる事件。殺人容疑で逮捕された古川美由紀容疑者(51)の映像を見てそう語るのは、高校時代の同級生Aさんだ。

逮捕された古川美由紀容疑者

 社会部記者の解説。

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「古川容疑者は『延長チューブに大便を混入したことを否認します』と容疑を否認しているようです。一方で、古川容疑者の看護服に付着していた大便の細菌と、亡くなった患者の血液から検出された細菌の遺伝子情報は一致。古川容疑者がスマホで『便注入、死ぬか』などと検索していたことも判明しており、千葉県警は全容解明に向け捜査を進めています」

 Aさんは言う。

「高校時代の彼女は、私が覚えていた限りではトラブルなどは起こしていなかったと思います。怒ったりするタイプでもなく、かといってただ大人しいだけというわけでもなく、クラスの中ではよく笑う子でした。特定の誰かとつるんでいるわけではなく1人でいることが多かったですが、自分の意見はちゃんと持っているタイプだったように見えました。当時、高校は私立の女子校で、校則は厳しかったのですが、髪の毛は少し茶色く染めておしゃれに髪型をセットしていた。休み時間には髪の毛をよくブラシでとかしていました」

高校時代の古川容疑者

「一人称は『みゆきね~』と、かわいくて甘ったるい声で話していました」

「週刊文春」が独自に入手した古川容疑者の高校卒業アルバムの写真を見て、Aさんは「綺麗に三つ編みをして、前髪もおしゃれにカールしていますね」と目を細める。Aさんが覚えている印象的なシーンがある。

「入学直後は彼女はポッチャリしていたんですが、『何かいいダイエット方法があったら教えてください』って、明け透けでユニークな感じでアピールしていました。結構積極的な子でしたよ。自分のことを話すときの一人称は『みゆきね~』と、かわいくて甘ったるい声で話していました。地声なのか、作っている声なのかは分かりませんでしたが……」

 バスで遠足に行った際は、

「カラオケセットがあったんですが、彼女はマイクを離さず何曲か歌い続けていました。工藤静香の『恋一夜』を、高い声で甘ったるい感じで上手に歌っていたのを覚えています」

 同じく高校時代の同級生のBさんは、現在医療従事者の道を歩んでいる。かつての同級生が起こした耳を疑うようなニュースを知り、こう天を仰ぐ。

「何のためにナースになったのか……」

 古川容疑者がかつて歌っていたという「恋一夜」。そのサビはこうだ。

「わからない、わからない、どうなるのか」……。

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